REST TALK

ゼロス:はーい。それではここで、この小説を書き進めている張本人・タカミネ コウにお話を聞いてみましょう。
コレット:えっと、聞き手は私、コレット=ブルーネルと
しいな:藤林 しいなでお送りするよ。
ゼロス:・・・・・・。
鷹嶺 昊:あ、どうも。自称・称号「ひねくれ者」の作者です(^^;;;
コレット:よろしくおねがいしますっ。・・・えっと、それではまず始めに、この小説を書くきっかけになった事を教えて下さい。
鷹嶺 昊:端的に言えば、直感的なインスピレーションとでも言いうのかな。私の場合は、1997年…あぁ、俺たちの世界の年号ね? に出たテイルズオブデスティニーからテイルズオブシリーズに入っていったんだけど、前作であるデスティニー2までは、なかなか創作小説にこぎ出せるきっかけはつかめなかったのね。
理由は、テイルズオブシリーズはご存知のようにストーリーのクオリティはすごく高いんだけど、それと同時に創作の余地がかなり広くて逆に手を出しにくいというのがあったんだよね。
ゼロス:そう言えば、デスティニー2の「カイルとリアラ」ネタを書くとか言ってたよーな?
鷹嶺 昊:ええ。忘れてはいません。言い訳がましいことを言うわけではないですが、「カイル×リアラ」はいずれ書くつもりです。まあ、私は基本的に流行に流されない性質なんで、いつ書き始めるかは不明ですが、忘れた頃に書いたりするかも。
しいな:その前に、色々と終わらせなければならないものがあるんじゃ……。
鷹嶺 昊:まあ、そうなんですがね。別にプロな訳でもないから、自由気ままに書くだけですよ(笑) と、まあそんなわけで、直接シンフォニアの小説を書くきっかけになったのは、やはりロイドとコレットもそうですが、ジーニアスとプレセアがいたからでしょう。あの二人のじれったい関係に触発された部分がかなり大きかったですね。

コレット:徳永英明さんの歌を基に書いていると言うことですけど、その意味を教えて下さい。あと、えーっと、徳永さんを知らない人も大丈夫ですか?
しいな:結構、知らない人多いかもね。あたしたちと同い年なら尚更……。
鷹嶺 昊:(笑) まずはその徳永さんについては、私の指標とするべきアーティストと言うことです。シンフォニアの主題歌を歌われているday after tomorrowさんもよろしいのですが、今回の小説においても、INN nostalgia流と言いますか、鷹嶺流を貫かせていただいてます。
ですので、残念ですが、今回起用している二曲を聴かないまま読まれても、きっとつまらないと思います。読めないわけではありませんがね(笑)
テーマはロイドとコレット、ジーニアスとプレセアの恋愛と言うことで構想しているのですが、元々本編でクオリティの高いストーリーに準じていたので、鷹嶺流はコテコテの恋愛話と言うよりは、やはりちょっとこだわってみたりしたいと考えています。
君をつれて」は、オープニングにも書いているように、ヘイムダールで、ロイドがコレットに戦いが終わったら、一緒に旅に出ようと約束をするシーンにインスピレーションを受けております。この曲は、困難に見舞われた自分自身が、「それを乗りこえられたのは愛する人がいたからだと言うこと。そして、今度はその愛する人をずっと守り通してゆく」という決意を思わせる内容となっています。
しいな:なるほど。なら、アンタの中では、シンフォニアの主題歌はこれと決めていた訳なんだ。
鷹嶺 昊:そこまでとは言わないけど、シンフォニアのストーリーと合致するのは、「君をつれて」だと思いますね。まずは、この小説に関係なく、TOSファンには一度聴いて欲しい曲であることに間違いはないです。
……次に、「永遠の果てに」ですが、この曲は1994年、今から約10年前に発表されたもので、この年はテイルズオブシリーズの最初、ファンタジアが発表になった年であることは皆さんご存知ですね。
まあ、それとは直接は関係ありませんが、「永遠の果てに」は、人の生と死を壮麗に歌い上げている徳永氏の代表作のひとつなわけですが、今回、プレセアとジーニアスの関係のフィーチャーにした理由はそこはかとない意味を用いたいと考えました。
実際に、この二人の実年齢差を考慮すれば、恋愛もつとに複雑多様化しそうな関係なのですが、行き着く先は、やはり、人間とハーフエルフという関係に他なりません。
飛躍的かも知れないですが、恋愛の究極の頂点は、やはり生きとし生けるものの直面する、「生と死」ではないかと。
コレット:何か、難しいテーマになりそうなんですか?
鷹嶺 昊:いえいえ。そこのところは大丈夫です。あくまでジーニアス×プレセアの恋愛を焦点に置きますけど、鷹嶺流小説の根幹は、この『永遠の果てにに集約されていると言うことを、皆さん踏まえて読んで欲しいですね。
ゼロス:急に対象年齢が設定されちまったようだな。今後はR指定だって?
鷹嶺 昊:ま、申し訳ありません……と、普通は言うのでしょうけど、そこんところは変人タカミネ。作者の自由と言うことで。謝る必要は本来ナシ(笑)
インフォ読んできてくれている人ならば理解してくれてますから、ここでは言わんでもいいでしょう。
ゼロス:何? ならサ、今後18禁になる可能性もあり? あり? ありっすか?
しいな:・・・ゼロスッッ!!!(怒)
コレット:・・・***
鷹嶺 昊:それはわかりませんね。ま、こればかりは作者の自由気ままな展開と言うことでご理解下さいな。
コレット:えっと。それじゃ、続きに向けて意気込みをドウゾ!
鷹嶺 昊:スルー、スルー(爆)

November 05, 2003