Lunch Break Monologue
『八十八学園』とか、『八十八町』。何て読むのか。同級生2をプレイした人ならば問題はないですけど、知らない方には不親切でしたね。ルビ振っておけばよかったです。
はい。これは「はちじゅうはち」でも「はとや」……でもなくて、「やそはち」と読みます。
『八十八学園』は、『やそはちがくえん』。略して『やそ学』。『八十八町』は『やそはちちょう』と読むそうです。
まえがきでも言っているように、同級生2というゲームの主人公の名前は初期設定では『りゅうのすけ』だそうで、漢字に直すと『竜之介』と言うそうであります。
だったら始めから「竜之介」を主人公にしたもの書けばいいだろうが!などと自分で勝手に思いこんでいるのではありますが、私も反骨精神というのか、単なるひねくれ者なのか。竜之介が主人公の物語はゲームもそうだし、他サイトの文筆家の方々の小説も竜之介が主役張ってますんで、これは面白くない。と、いう勝手な理由から、『南部親虎』という人物を創作したんですね。
あ、これはFE小説『休日~夏の日のグラにて~』でも同じように架空人物を登場させていますけど、この『やそ竜』はそれよりずうっと以前に書き始めた思いきり古いものなので、そこのところご了解下さい。
この設定で、完全に石長自身の感情がコイツに入っていることを言い訳する間もなく入ってます(笑)
盛岡南部藩の子孫って言う設定には特別意味はありません。もちろん、南部藩は歴史上実在してますし、南部家のご子孫も実在してますが、コイツは本当の南部家とは全く関係ありません(当たり前)。
私はキャラクタのネーミングにセンスというものがないので、「竜虎」という強い者コンビの代名詞に、本主人公の竜之介。そして後は虎の字。『虎之介』…いいんだけど、こりゃあ竜之介と区別つかねえな。『虎吉』『虎三』…時代劇の三下じゃねえって。
『虎男』『虎太』…ごめんな、全然ダメだ。という事でふと思いついたのが『ちかとら』という響きで『親虎』。
“ちか”の「親」の字は今でもよく見かけますんで、使った。(舞台俳優・市村正親とか)何と単純なんだろう。
「ちかとら」…う~ん発音が引っかかるなあ。
石長直輝は現代小説ってのが苦手です。ハイ、取材や資料集め……そんな元手がない(プロじゃね~もん)。
と、言うことでつじつまが合わない部分は他の小説の比じゃあありませんから、そこんところは勘弁して下さいね。指摘してくれるとありがたいですが(笑)
それはともかくとして…
さすがに高恋愛ゲームの頂点を走る同級生2。ヒロインたちが選り取りみどり!
あ~、でもいくら創作小説って言っても、全部が全部親虎といい仲になるのは面白くなるわけがないんで(せっかくたくさん男性キャラもいるんだし)、もちろん竜之介やお気に入りの「あきら君」も絡めてなんか書いてみようとは思ってます。「西御寺君」「芳樹君」も……?誰がいいかな(笑)
きーんこーんかーんこーん……
あ、昼休み終わった。さ、創作創作っと
語り尽くせない夢を語り合った…(なぜか『道標』の歌詞がここに)
99'4/28 石長直輝