リュカ |
主人公。流浪の剣士・パパスの息子。父の死後、セントベレス山の光の宮殿で10年間の奴隷生活を過ごす。脱走後に父の遺志を継いで伝説の勇者を求めて諸国を旅している。サラボナの街で、太守ルドマンの愛娘フローラと運命的出逢いを果たし、彼女に急速に惹かれて行く。 しかし、結婚が迫る中で幼なじみであるビアンカと再会し、心が大きく揺れ動く。 |
フローラ |
サラボナの太守ルドマン公の愛娘で、通称・白薔薇のフローラ。幼い頃、修道院に修学していた。18才になり、父ルドマン公の薦めによって婿を取ることになり、故郷に戻る。そしてすぐにリュカと運命的な出会いを果たし、彼女もまた急速に彼に惹かれて行く。 幼なじみであるアンディ、そしてリュカの幼なじみであるビアンカとの間に揺れながら、彼女は一大決心をすることになる。 |
ビアンカ |
リュカの幼なじみ。パパス・リュカ親子がアルカパの街を旅立って程なく両親とともにサラボナ北の山奥の村に移り住む。10年の歳月で驚くほどの美人に成長していた。フローラとの結婚を間近に控えたリュカと山奥の村で再会を果たし、忘れかけていたリュカへの想いが怒濤の如く噴き上がる。リュカの結婚の話に激しく動揺しながらも、決して彼の前でそんな表情を見せまいと懸命に笑顔を見せる。 |