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第1章 王宮の戦士たち
ライアン
運命の一番星は、北の辺境の戦士。物静かな男は“時”に身を委ねる
バトランド王国の戦士。常にマイペースで、同僚たちからは朴念仁などと陰口を叩かれているが、腕っぷしは王国随一。弱者を助け、強者を挫く正義感と、子供を愛する心優しい静かな男である。
イムルの村の子供失踪事件究明に、王の命を受けて探索に乗り出す。

ホイミン 魔物から人間になることをを夢みつづけているホイミスライム。
仲間たちの白い視線を受けつつ故郷を離れ、自分を受け容れてくれる人間を捜し求めている純粋な心を持つ。
アレクス バトランド朝廷の宮廷書記官。
元は無頼の徒であったが、王国随一の美才女と言われるフレアを娶って以来、天性の文才をもって仕官。名士と称せられるまでになったのだが…
フレア バトランド王国随一の才色兼備の女性と謳われる。
並みいる貴公子たちの求婚を拒み、無頼漢であったアレクスと結婚。幸せな生活を送っていたはずだったが…
リウラル 王宮近衛隊士。ライアンの上司。
信望が厚く、ライアンの大器を見抜いている。

声のイメージ

ライアン 宮内  敦士

ホイミン 田中  真弓
アレクス 古澤    徹
フレア 富沢 美智恵

リウラル 奈佐  健臣
ワルツ知府事 芝本   正
アシペンサ
(ピサロの手先)
龍田  直樹
アウル 安藤  一平

マチルダ 三石  琴乃
グプタ 飯塚  雅弓

清武王ヴァトゥ3世
(バトランド王)
北村  和夫

第2章 おてんば姫の冒険
アリーナ  ブライ  クリフト
武者修行の闘姫主従、故郷の変異を知り、宿命を知る
サントハイム王国の王女アリーナ。その守り役ブライ。宮廷の神官クリフト。
武道に取りつかれたアリーナは自由奔放な性格で、せせこましい宮廷暮らしはどうも性に合わない様子。たびたび部屋の壁を蹴り壊し、脱走するなど、父をも呆れさせるほど。
武道を極めようとひとり旅立つアリーナだったが、クリフトとブライも共をすることになる。
カルタス テンペの青年。恋人のニーナと結婚するはずだったが、魔物の生け贄としてニーナが差し出される羽目となり激怒。村長の優柔不断さに呆れ、単身敵地に乗り込もうと躍起になる。
モニカ エンドールの王女。ボンモール王国王子リック卿と恋仲であったが、賭博好きな父王の気まぐれで、武道大会の商品とされてしまう
メイ 旅芸人。フレノールの街で、サントハイム王女と偽っていたため、災難に巻き込まれる。
セルラン 元ブランカ王国国軍弓術師範。アリーナに武術の素晴らしさを示した若者。
武術のイロハを教えた後サントハイムを去る。アリーナが内心一番会いたい人物。

声のイメージ

アリーナ 桑島  法子
クリフト 野島  健児
ブライ 青野   武

モニカ王女 満仲 由紀子
メイ 田村 ゆかり
 
ワリフト 八嶋  智人
プライ 高橋  克実

 
マローニ 錦織   健
 

ラゴス 遠近  孝一 ビビアン 倖月  美和
ニーナ 岡本  麻見 カルタス 私市   淳
融正帝エルドナン3世
(エンドール国王)
田中  秀幸
カメレオンマン 中尾  隆聖

アリューシャン 石田   彰
エルスミア 川澄  綾子
セルラン 織田  優成

レシェク賢文王
(サントハイム国王)
森本  レオ
カラック
(テンペ村長)
石橋  蓮司

第3章 武器屋トルネコ
トルネコ
大志を抱く武器商。伝説の劔を求め、世界を救う宿星の架け橋となる
レイクナバの商人。夢は大きく、噂に聞く伝説の剣を手に入れて世界一の武器商を目指す毎日。愛妻ネネ、愛息ポポロの支えもあっていよいよ探索の旅立ちの日を迎える。苦労して貯めた資金で入手した得手『正義の算盤』を肩に、世界をめぐり勇士たちと出会うことになる
ネネ トルネコの愛妻。良家の令嬢で、ボンモール国随一の才色兼備の女性と評判。王侯貴族を始め、豪商の令息との縁談がひっきりなしだった。しかしレイクナバで体裁の上がらないトルネコの元に嫁ぎ、周囲を驚かせる。トルネコの夢を支え、後方支援に徹する糟糠の妻。
ポポロ トルネコの愛息。聡明で明朗活発。才気に富んだ自慢の息子。父親に喝を入れるなど剛毅な側面を見せる。母ネネと共に夫を支える。
カイル トムじいの息子。放蕩三昧で親泣かせ。エンドール王国で一花咲かせようと故郷を飛び出すが、ボンモールで詐欺紛いのことをして逮捕、入牢の身である。
リック ボンモールの王子。エンドール王女モニカと恋仲だが、父の野心に悩む。
ニルス 隧道の老人。東国ブランカへの通路開通を悲願にしている。

声のイメージ

トルネコ 松山  鷹志
ネネ 山田  美穂
ポポロ 竹内  順子

カイル 山口  勝平
リック王子 三浦  祥朗
モニカ 満仲 由紀子

ドン・ガアテ 宮迫  博之
キルグス武政王
(ボンモール国王)
磯部   勉

ニルス 宮内  幸平
トム爺 佐野  浅夫

ライアン 宮内  敦士

第4章 モンバーバラの姉妹
マーニャ  ミネア
双華、仇敵を求め古里を起つ。明日を眺望すその神眼、宿星のもとに集う
ジプシーの双子姉妹。その姉マーニャは大陸随一の踊り娘。妹ミネアは占術師。幼い頃、父エドガンを謀殺したバルザックを討つ大志を秘め、モンバーバラに雌伏する。やがて時が訪れ双華は決起。暗雲渦めくキングレオ城に、宿命は大いに流転する
オーリン エドガンの第一の弟子。誠実で力も強く、エドガンやマーニャたちにも好かれている。
フェリウス=ディアス
    【光神 宗経】
キングレオ王国枢密卿ディアス家ペッツェル(光神家経)の長男。謚名(おくりな)は光神宗経。父の死後、18歳で枢密卿の重職を継承。ヘーゼル王の王子の良からぬ噂が立ちこめる中、王国を良く支えていた。エドガンを良く支え、姉妹とは実の兄弟のような関係であった。忍びでモンバーバラに出向いた際、劇場でマーニャと再会し惹かれ合う仲になるのだが……。
アンディス=ディアス
    【光神 高経】
フェリウスの弟。謚名は光神高経。王国近衛府書記官として16歳から出仕。兄とは違って温厚な性格で、あまり表立った事は好まない。ミネアとは気が合い、お互いに惹かれ合っていたかどうかは定かではない。
だが、心の中に秘めている大志は兄にも勝るものがある。
ジュレン エドガンの第三の弟子。バルザックの弟弟子。
アスエル キングレオの王族の遺児。キングレオの圧政によって王族ことごとく滅ぼされた後、あるところで密かに匿われている。
ヘーゼル キングレオ王。善政の名君として民衆に慕われていたが、行方不明となっている。
キングレオ 哀帝ヘーゼルの王子。素行に相当な問題があるとされ、王位継承の座が危ういとされている。

声のイメージ

マーニャ 宮村  優子
ミネア 堀江  由衣

オーリン 関   俊彦
フェリウス・ディアス
    【光神 宗経】
置鮎 龍太郎
アンディス・ディアス
    【光神 高経】
神奈  延年

アスエル・レオ 佐藤  智恵
ヘーゼル・レオ 阪    脩

ジュレン 井上  倫宏
キングレオ 飯田  基祐
エドガン 石丸 謙二郎
バルザック 佐藤  正治

第5章 導かれし者たち
サフィア
天の子、茫野に雌伏す。七星の加護を受けて恒星となり暗澹の大地を照らす英雄となる
ブランカ王国北にある山奥の村の一少女。
救世の宿命を受けて生を受けたために天は平坦なる道を与えず、魔王を討つべき波乱の道を与えた。
故郷を滅ぼされ、宿星は暗い原野にひとり身を投ず。大都会エンドールを彷徨う彼女に訪れた一条の光とは?
ピサロ 魔族の王。王太子時代に同族の内紛を制し、登極。その辣腕によって若年ながらも魔族の隆盛期を築き上げ、人間とも古くから激闘を繰り広げる。とある場所でロザリーというエルフの少女を救い、互いに惹かれ合う。私憤から人間を滅ぼそうと厖大な計画を練るのだが……。
シンシア 推定17歳。サフィアの幼なじみであり、親友。サフィアの背負う運命を守るかのように、片時もサファイアの側を離れることはなかった。どんな辛いときや悲しいときでも、笑顔を絶やさず、終始サフィアの心の支えとなる
ロザリー 伝説のルビーの涙を流すと言われているエルフ族の少女。ある事がきっかけで魔界の王子ピサロと宿命的な出逢いを果たす。よこしまな人間たちの手から守るために匿われるのだが、ピサロの考え方に反対し続けている。そして、彼女に想いを寄せるのはピサロだけではなかった。
ホフマン 21歳。アネイルタン砂漠の玄関口である宿場町の町長の息子。駿馬パトリシアと天険の高山、灼熱の砂漠をも耐えしのぐ馬車を保有。聖商ヒルタン、トルネコの影響を受け、自らも大志を抱くも、ある事件をきっかけに人間不信に陥っている。
レイチス 25歳。ガーデンブルグ女王。10歳で即位し、多感な少女時代を国政に費やす。法厳王の尊称があるほどに善政をもって国を治め、秩序をもって軽罪を厳しく罰し、女性国の隆盛を築く。准大公リストル、摂政マクベスに支えられながらも、二人の間で恋に悩むひとりの女性でもある。
リストル・ゼニス
  【灯下 秀政】
23歳。ガーデンブルグ女王レイチスの准大公(婚約者)。灯下大公家の当主。自ら表に出ることを好まず、レイチス親政を推進する温厚な人柄で、女性国民の敬慕を一身に集める。魔王討伐の旅を続ける勇者サフィアの悩みを知り力となる。やがてサフィアに想いを寄せられる事になるのだが……。
マクベス・カシュー
  【夏修 貞恒】
27歳。ガーデンブルグ摂政。リストルの実兄。夏修大公家の当主。弟とは異なり、女性たちの国にある男は誰よりもより気を締めるべきという厳格な性格で、レイチスの信任が厚いが、国民からは苦手にされているようだ。
アリューシャン 魔族王室一門。太魔卿。ピサロの異母弟と言われるが、出生は不明。容姿・素行共に魔王エルタドスの後継を目された魔族きっての才子。ピサロが王となったことを密かに恨み、その失脚を画策。手段を選ばない。
エルタドス 太嬰魔王(たいえいまおう)。ピサロの父親。魔族にあって穏和な性格。人間族との確執には終始対話路線をもって当たるが、後継者を指名せずに急逝。アリューシャン急進派の皇太子ピサロが王となる。
シディパーラ エビルプリースト。魔族枢機卿。
シド・エルフリンネス 大魔道。魔族の智将。ピサロの側近。

イメージ声の出演

サフィア 淺川   悠

ライアン 宮内  敦士

アリーナ 桑島  法子
クリフト 野島  健児
ブライ 青野   武

トルネコ 松山  鷹志

マーニャ 宮村  優子
ミネア 堀江  由衣

ピサロ
(デスピサロ)
野地  将年
ホフマン 松田  洋治
レイチス法厳王
(ガーデンブルグ女王)
根谷 美智子
ヒルタン 八奈見 乘児

モルガン
(サフィアの父)
大塚 芳忠 ディアナ
(サフィアの母)
鶴 ひろみ
アリューシャン 石田  彰 バレンツ
(剣の師)
菅生 隆之
聖泰帝ユリウス
(ブランカ王)
津嘉山 正種
パノン 吹越   満
リスタン1世
(スタンシアラ王)
國村   隼
シンシア 水樹  奈々 ロザリー 内川  藍維
ネネ
(トルネコの妻)
山田  美穂 ポポロ
(トルネコの息子)
竹内  順子
ルーシア 広橋   涼 アドン
(ピサロナイト)
千葉  進歩
山奥の樵夫 津川  雅彦

アサラム広豊王
(ソレッタ国王)
吉   幾三
サリア
(天空人の女性)
日高 のり子
太嬰魔王エスタドス 郷里  大輔
リストル=ゼニス
  【灯下 秀政】
金丸  淳一
マクベス=カシュー
  【夏修 貞恒】
寺杣  昌紀
アンディス・ディアス
(光神 高経)
神奈 延年 セルラン 織田 優成
シド・エルフリンネス
(大魔道)
平  幹二朗
 
シディ・パーラ
(エビルプリースト)
細川  俊之
マスタードラゴン 石坂  浩二

仙郷の四賢者
白髪長髯の賢者デュプロス 田村  高廣
禿髪白眉の賢者ハイドゥ 三谷   昇
銀髪の女老賢者セフィア 佐々木すみ江
弦楽器の賢者オーガン 永井  一郎