北海道2009夏 
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 8/12旭川→稚内
 朝食バイキングが2日続いたので、今日は和定食を選択した。旭川駅までは、歩行者オンリーの買い物ロードを歩いた。その間、ずっと街頭のコマーシャル放送がうるさかった。1日2本の特急スーパー宗谷で稚内まで行く。30年前は札幌から夜行で行ったのだが、朝目が覚めたとき、窓外の景色がどこまで行っても荒野で、すごかったなと言う記憶が残っていたのだが。
 旭川駅で昼食のパンを買い込んで乗ると、満席だった。本数が少ないのと、明日からお盆で、帰省する人も多いのだろうか。約3時間半の旅程。認識を改めたのは、荒野が無くなって、ほとんどが牧場と化していたことだ。もっとも、当時からそうだった可能性も有るが、今回は牧草ロールがずっと点在していたので、はっきりと分かった。人口密度が低そうなのは変わっていない。廃屋も散見された。牧場の景気がいいのか悪いのか、車窓からでは分からない。幌延を過ぎ、車窓から利尻が見えた。この旅で一番はっきり見えたのはこの時かも知れない。
 13:30 稚内に降り立って、周りを見渡すと、今夜の宿「ドーミーイン稚内(朝食付き1泊)」が近くに見えたので、歩いて行く。チェックインには早いようだったので、荷物を預けてノシャップ(野寒布)岬へバスで行く。南極観測記念の展示がある倉庫を見た。今度の旅行に出かける前にTVで久しぶりに「南極物語」を見ていたので、興味深く見たが、新聞のコピーが読めないぐらいに古びていて、更新はされていないようだった。水族館へは入らなかったが、外からアザラシが芸をしているところが見えた。全般的に人は少なく、観光客はあまり多いようでは無かった。ここでは、表示が英語・中国語(2種)・ハングルに加えてロシア語でもなされていた。サハリンとの航路があるせいか。駅からバスが割と多く出ているが、終点から岬まで結構歩かされる。
 帰ってチェックインし、夕食を買いに駅前へ行く。駅前のアーケードにあるスーパーでカップ麺(ふだん食べたことがないので何年ぶり?)やら太巻きやら、ビールやらを買って帰る。宿の近くにはおなじみの本屋とドラッグストアがある(名前は東京周辺とちがうけど)。ビジネスホテル風だが8Fに展望温泉大浴場がある。その夜は、疲れていたこともあり8時に就寝。
    
ハマナス