台湾3 
 
台湾北海岸の旅 ガイド(曽さん)と運転手,客は我々二人だけ。九に向かう。海岸で,道が険しく,昔は九戸しか家が無く,そこへ物を運ぶには九人分運ぶのを常としていたことから,この名が付いたとの事。伊香保神社のように階段やら道の両側に店が並んでいる。売っている物は食料品を除くと日本の観光地に類似している。食べ物は珍しい物が多い。台湾でカンヌでグランプリを取った映画の舞台となった事から有名となったとの事。その映画に出てきた映画館があった。 
 ガイドの日本語は、現在の日本人より日本語らしく、台湾統治時代の日本語教育の名残を感じさせた。曰く、台湾人(中国人)はお金と博打が好きなので、台湾にはパチンコ屋や麻雀屋は無い(あると、はまってしまうので)。そこで、麻雀したい人は、沖縄行きの船に乗って、そこでする。日本には、何回か行ったが、浅草の安い宿に泊まる…。
 
クラゲを売っていた映画館
 
 戦前,台湾から日本への出入り口となっていた港,基隆(キールン)。今でも沖縄へのフェリーが出ているとの事。写真には撮れなかったが,葬式の行列と遭遇。1kmぐらいは続いていたのでは。楽隊,踊り,独特の衣装,末尾には遺体を載せた車があった。最近は台湾でも珍しいそうで,地方の有力者ではないかとの事。泣き女を雇うのは南の方の風習とのことで,この葬列にはいなかった。
   
 基隆,お寺
 
 蒋介石を記念した有名な建物。その一角に小石を敷き詰めた道がある。日本では有名な足裏マッサージの事を聞くと、そんな事でお金を払うのはもったいないと、ここを紹介された。そこを裸足で歩くと足裏マッサージと同じ効果があるとか。でも痛くて半分も歩けなかった。