2009年にINTELからi7 900シリーズが販売された。6コアという新型?CPUということでしたので、2009年に”i7 920”によるパソコンを久しぶりに製作しました。
しばらく使用していましたが、900シリーズのCPU というかスロット1366CPUから2011,1155などに変わっていっていることから900シリーズがなくなっては困るために当初は高くて手が出なかった980を購入しました。安いパソコンが買える?。このパソコンを”920改980”と言っています。しかし、パソコンの世界もハードディスクの代わりにSSDが販売されるなどの新製品が販売される程度で、私から見て革新的な変化はなく、使用頻度の高い4台のパソコンのハードディスクをSSDに交換した程度です。また、2012年にリリースされたWINDOWS8の初期アップグレード版を購入し、2009年に作ったパソコンのシステムドライブを物理的に切り替えるというデュアルシステムにより、Win7とWin8を使用してきました。現在の私のパソコンの使用目的はネット通販に使用する程度ですので、この程度で十分です。そのために新しくパソコンを製作しようという意欲はわきませんでした。
今年(2014年4月)でWinXPのサポートが終了したことから、少しづつXP仕様のパソコンを変えていく必要が生じたこともあり、久しぶりにパソコンを製作する気が出てきました。5月のゴールデンウィークにパーツの調査を始めましたが、最近のCPUはGPUを統合して省電力化、メモリーの有効利用など、非常にコンパクトになってきています。しかし、おじさんの私は昔の考え方を捨てることができないためにグラフィックボードは別に搭載することにしました。いろいろ考えていた5月にはINTELからi7
4790Kという4GHz動作のCPUが販売されるという情報もあり、せっかく作るのであれば最新CPUで行くことにしました。ただ、パソコンパーツは販売されてすぐに値段が下がりますので、いつ買うかということが
節約の意味で重要ですが、ほしいと思うとすぐに手に入れたい私の癖で、思案した挙句7月に入ってすぐにすべてのパーツを購入しました。
(1) 製作コンセプト
現在は、ディスクトップパソコンは一部の用途に使用され、主流はノートパソコン、タブレット型になってきています。
そこで、ここ数年はディスクトップパソコンが大きく変わることはないだようと考え、最新CPUを使用することにしました。2014年5月にINTELからi7
4790Kという4GHz動作(Max4.4GHz)の製品が発売されたので、そのCPUを中心にパーツを集めました。
特に2009年に製作したi7 920は125wと消費電力が大きく、クーラーも巨大なものでした。当然ファンの音もうるさい。そこで、水冷ユニットを導入しました。 価格の安い水冷ユニットを付けたのですが、水漏れもなく非常にCPU温度も低い状態で安定しており、ファンの回転数も遅くて済むために非常に静かになりました。今回も当然ながら水冷ユニットを導入しました。
・i7 4790LKパソコン使用パーツ一覧
使用パーツ |
メーカー |
製品名 |
備 考 |
CPU |
INTEL |
i7 4790K |
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マザーボード |
ASUS |
Z97 PRO |
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メモリー |
CFD-Elixir |
DDR3-1600 8GB×2 |
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グラフィックボード |
ASUS |
GTX750Ti-OC-2GGD5 |
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ハードディスク(SSD) |
INTEL |
SSD 530シリーズ 240GB |
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BDドライブ |
PIONEER |
BDR-209 |
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電源ユニット |
COOLER MASTER |
AMAAGI-JP 650W |
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CPUクーラー |
サイズ |
アプサラス3一体CPUクーラー |
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ケース |
ANTEC |
P100 |
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(2) 製作状況
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する |
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価格comで最も評判のケースです。最近のケースは大きいか小さいか極端のようです。このANTECのP100も今まで私が使用してきたミドルタワーより5cm高く5cm奥行きが深句、設置場所を選びます。
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電源ユニットは今はやりの下置きタイプです。
ケースが大きいためにマザーボードも設置しやすく、ゆとりのあるケースです。(左下にあるのが電源ユニットです。)
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各パーツを取り付けた状態。配線もほとんど見えず、非常にすっきりしています。その理由は次の写真を。
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ケースの裏側。配線をマザーボードの裏側に引き回すようになっているために表側は配線もマザーボードの上をひきまわすことがなくすっきり仕上りました。
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水冷ユニットのヘッド部分。
この丸いものの中に水冷用ポンプがあり、下にCPUがあります。
2本のパイプの中を冷却水が循環している。
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水冷ユニットのラジエータ部。自動車のラジエーターの小さいものです。この前にファンが付きます。
右側の2本のパイプとCPUヘッド部分がつながっている。
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ケース前面。フロントパ熱を開けたところ。5チベイが2つしかない。BDドライブとカードリーダーしか使用していないので不自由はないが。下にはシャドウベイの冷却を兼ねて120mmファンが2個付けられる。現在は、1個しか回していない。
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ケース裏面。比較的さっぱりしている。
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(3) 完成したパソコンと使用環境
私にとっては久しぶりのパソコンつくりでしたが、最新パーツ、きれいな仕上がりに満足しています。
パソコンケースP100は鉄板もそう厚みはなく、良くできているケースとは思えませんが、吸音材の効果、12cmファン、天板に14cmファ ンを低速で運転でき、CPUの水冷クーラーの相乗効果もあるのか、非常に静かなパソコンに仕上がりました。
現在、この4790K-WINDOWS`8.1パソコンと、920改980-WINDOWS7パソコンの2台といずれゴミになるXPパソコンの3台を2台の 23インチモニターで遊んでいます。
最新のパソコンは時にはデュアルモニター使用したいときがありますので、モニター切換器で他の2台用のモニターを切り替えて、920改 980とXPパソコンをパソコン切換器でどちらでも使用可能にしてあります。
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する
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モニター切換器とパソコン切換器を使用して3台のパソコンと2台のモニターを切り替えて使用しています。
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2台の23インチモニター。右のモニターの下に切換器が置いてあります。
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(4) これからの課題
とりあえず、最新パソコンが完成しました。多大な出費になりましたが、当面は自己満足できます。これからしばらくは、パソコンの性能 テストをして、改良を加えて行こうと思っています。問題は、いくら最新でも活用しなければ無駄遣いで終わってしまいます。
でも、パソコンの用途はネット通販、ヤフオクでお金を使うことはできても、お金を稼ぐすべはありません。残念です。