私は仕事で1970年代始めに富士通FACOM230-25という当時の大型コンピュータ(当時の価格で約1億円と聞いている。)で自分達で開発した大気汚染拡散シミュレーションプログラムなどを用いて仕事をしていたので、EXCELとかWORDなどの市販されているソフトを使うことに抵抗があり興味のなかったが、パーソナルコンピュータのハードウエアに興味が出てきた。
 そこで、WINDOWS'95を搭載した富士通のFMVDiskPower(Pentum75MHz)を1993年にを購入したのがパソコンにはまっていくきっかけになりました。当時の購入価格は約30万円位したと記憶しています。買ってすぐにメモリーの増設、CPUのクロックアップなどパソコンと同じくらい投資しました。しかしいくらお金を投入しても、CD-Rでデータの書き込みをしていると途中で止まってしまうなど、限界を感じ、それなら自分の満足できるパーツを集めて自分で作ろうとはまってしまいました。
 元来、新物食いの私は、1台作っても満足できず、高速のCPU、マザーボードが発売されるとまた作ると言うことを繰り返し、何台もパソコンを作って楽しんでいました。
 今までの思い出は別のページの掲載していますので下のリンク集から見てください。

パソコン回顧録

・ パソコン造りは必要に応じて
 ちょうど仕事を止めた頃にパソコンのスペック競争はパソコンゲームがはやりだして急速にグラフィックボードの高速化など私が使っているようなネットサーフィンなどでは比喩用としない世界に入り込んでいきました。
 そこで、パソコンを新たに作ろうと思っても今までとはけた違いの投資が必要になってきたこと、眠っていたアマチュア無線を再開したいと思うようになり、パソコンの製作は一段落したことにしました。決して興味がなくなったわけではありません。

 ただ、最新のWINDOWS'11は、少し古いCPUでは利用できないなどハードウエアに制限がついてきました。私が今使用しているパソコンはすべて正式にはWINDOWS'11はインストールできない年式のパソコンばかりで、テスト的に無理やりインストールしてWINDOWS'10と'11のアプリケーションの互換性などのテストをして、すべてのパソコンを'11に替えました。
 そこで古くてスペックの低いパソコン2台を最低限のパーツ交換をしてWINDOWS'11の使用条件を満たすように改造して使っています。
 今後もこの程度のことはこれからも投資していきます。



・現在使用しているパソコン一覧(2023年5月現在)


(1)日常的に使用している汎用メインPC

 右側のPCが3年ほど前にパーツを交換してWINDOWS'11が正式に使えるPCで、ヤフオクやAmazonでの買物、ネットサーフィンなどに使っている一番使用頻度の高いパソコンです。左側のPCは気に入っているANTECの同じケースをヤフオクで買って10年前のPCのケースだけ入れ替えてあります。このPCは当時は結構ハイスペックで今でも一般的な使用ではまったくストレスなくタフなPCです。これはWINDOWS'11のハードウエア条件を満たしていないため特殊な方法でWINDOWS'11にバージョンアップしてあります。予備機として普段あまり使用しませんが一部のデータは両方に保存してあります。
 なお、23インチモニターを2台使用しており、2画面をそれぞれのPCに割り当てて二台同時に使用することもそれぞれのPC単独で2モニター2モニターで使用することもできます。
キーボードとマウスはPC切替器で物理的に切り替えて使用することもできますが、
最近知ったMicrosoftが提供しているソフト”Mouse without Borders” https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=35460 )でソフト的にどちらのモニターへ自由に移動でき、データのやり取りもできる非常に便利なソフトを愛用しています。もちろん無料です。
2画面あるとインターネットでも別々のサイトを同時に見ることも比較することもできて非常に便利ですよ。



メインで使用しているパソコン

(2)アマチュア無線用PC

 十数年前にアマチュア無線を再開?し始めた頃、QSO(交信)ログを管理するのにターボハムログというソフトを利用するのが当たり前になり、アマチュア無線家にとってパソコンは切り離せなくなった。
 さらにアマチュア無線もマイクに向かってしゃべるだけでなく、パソコンで無線機とデータのやり取りをして写真電送(SSTV)、RTTYなどの通信にPCでトランシーバーをコントロールすることが当然になった。
 私もアマチュア無線の再開に合わせてパソコン製作に夢中だった時に作ったパソコンの1台をアマチュア無線用としてPCでトランシーバをコントロールできるようにした。
 
その後、アマチュア無線は電信、電話などの昔から行われている通信方法に加え、10年ほど前からデジタル通信が盛んになってきた。非常に微弱な信号でもパソコンで解析して解読する方法で電波伝搬状態が悪くても交信ができやすい利点があり、急速に発展してきた。
 人がやっていることに首を突っ込みやすい私もデジタル通信を始めることにした。

 
そのためにパソコンもそれなりのスペックが必要になり、2022年8月に4モニター対応のWINDOWS11パソコンを製作しました。モニターは23インチ1台、20インチが3台あるのですが4台置くと邪魔になるので、現在、メインモニターに23インチをサブに20インチ2台で使用しています。コスパを重視したのでパソコンのスペックはそれなりです。

 
         
3モニター化したデジタル通信用パソコンと無線機群(2023年5月現在)


    
・無線用PCのパワーアップ

 アマチュア無線用のパソコンはデジタル通信をする目的で製作したのですが、デジタル通信はそんなに負荷がかかるようなソフトではないと思ってCPUもIntelのi3シリーズにしたのですが、2024年1月号にコア数の多いCPUでマルチタスク処理をすることによってデコード効率が上がるとの記事が出ていたので、頑張ってメモリーを32GBに、CPUをi7-12700Kに交換しました。これだけで50,000円位かかりました。このような記事を見るとつい自分でも実験したくなり見境なく飛びついてしまう私の悪い癖が出てしまいました。 とりあえずCPUとメモリーを交換して実験を始めています。まだ、投資した効果はわかりませんが、これからが楽しみです。このパソコンが我が家で最強スペックのパソコンになりました。

ゲーム用パソコンのように
LEDが光っている
  すっきりしているケース内   ケース一杯の大型CPUクーラー

 

(3)メンテナンス用PC

 アマチュア無線機を修理したりするときに使用する作業ディスクです。
 修理する時にYouTube、インターネット上の参考情報などを探したりする時ように余っているパソコンの中の一台をCPU交換、メモリーの増設などをしてOSをWINDOWS'11にアップグレードしたパソコンです。
 滅多に使うことはありませんが、半田こてを使っている時などは修理基板と見比べながら作業ができるので重宝します。
   



作業用ディスク

 
    
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