パソコン自製作スタート(1)

 
1993年に富士通のFMVDiskPower(Pentum75MHz)を購入したのがパソコンにはまっていくきっかけになりました。
 私の場合、パソコンはソフトを使うと言うよりもパソコンの高速化など、ハードの方に興味がありFMVもメモリーの増設、CPUの交換などに小遣いを投入しました。30万円くらいで購入したFMVに倍位の改造費を投入したものです。しかしいくらお金を投入しても、CD−Rでデータの書き込みをしていると途中で止まってしまうなど、限界を感じ、自作に走りました。
 元来、新物食いの私は、1台作っても満足できず、高速のCPU、マザーボードが発売されるとまた作ると言うことを繰り返し、現在、12台を所有するに至っています。通常であれば、新しい物を作ったら古い物は処分すればよいのですが、それぞれに思い出があるため、処分することができず、貯まっていく一方です。現在、手元に置いてあるのは7台で、残りは自分の子供と弟に分け与え、それぞれ楽しんでいるようです。
 

 2003.11.29 PentiumM1.6GHzを追加  (SONY VAIO Z1を購入!!)
 
息子が学業で、ある程度ハイスペックのノートパソコンが必要と言うため、スペックと携帯性を兼ね備えているノートを検討した結果、価格を別にすれば”SONY VAIO PCG-Z1V/P”が最も優れているとの結論になりました。しかし、価格が破格的に高い?ので、安くて実用性の高いパソコンがないかとパソコンショップでチェックしましたが、VAIOの現物を見ると他のノートは見る気がなくなり、息子に投資するつもりでVAIOを購入しました。
 このVAIO Z1はインテルのCentrinoモバイルテクノロジの一つでCPUはPentium M というモバイルプロセッサを使用しています。
 Z1V/Pに搭載されているCPUはPentiumM 1.6GHzですが真の性能はよくわかりませんでした。そこで、私が得意なベンチマークの登場となりました。結果はグラフに示しましたが、整数演算はPentiumW2.53GHzをしのぐ性能です。また、πの計算スピードは、Athlon2000+をしのぎ、PentiumW2.53GHzとほぼ互角の性能を発揮しました。CPUの周波数だけを見れば、PentiumW1.5GHzに近いのですが、実際のスピードは比較になりません。これは、非常にすばらしい結果と思います。
 マグネシウム合金製のボデイは軽量でデザインもすばらしいです。何か、息子に渡すのが惜しいと感じています。


 2003.12.末 Athlon2800+を購入
 
Athlonは、2003年後半の製造からCPUの動作倍率を変えられなくしてしまっています。それまでは動作倍率が簡単に変更できることからいとも簡単にオーバークロックができました。私はあまり気にしていなかったのですが、最近、私の友人がパソコンの自作に目覚め、AthlonXP2500+、3000+を購入し、2500+の倍率変更するオーバークロックを試みたところ、BIOS上でも3000+と認識し、安定して動作したとの報告を頂きました。2500+の価格は9,500円程度、3000+は23,000円程度と2倍以上の価格差があるのに性能は殆ど同じと言うことです。あなたならどちらを選択しますか?
この話を聞き、私も10,000円以下で2500+が手にはいるのであれば、今、息子が使用している2000+を2500+に交換してやろうと思い、2003年前半に製造された2500+を探しました。しかし、時遅し、近くのパソコンショップではそのような古いものは置いていないと言うことでした。当たり前と言えば当たり前ですが。
普通ならそこであきらめるのですが、あきらめきれず、2800+が16,000円で売っていたので思い切って2800+を購入した次第です。最近のAthlonXPは倍率を変えることは出来なくなっていますが、耐クロック性は向上していると聞いたからです。
実際に2800+を購入し、ベースクロックをわずか(166MHz→175MHz)上げてやることにより、3000+になりました。この程度のクロックアップではパソコン全体への影響は全くなく、非常に安定した動作を維持できます。
 さて、ベンチマークテストの結果はどうでしょうか?下のグラフを見て下さい。評価はご覧頂いた方がして下さい。私は非常に満足しています。

価格的には2800+が16,000円、3000+が23,000円程度と1.5倍位の差がありますので、2800+でもかなりの割安感があると思います。
 たぶんPentiumW3.06GHzでH.T動作をしなければAthlon3000+と変わらないと思います。ましてや16,000円ほどでPentiumW3.06GHzと同等の性能が期待できればお買い得です。


2005.1.22 パソコンの調子が悪い?
 2004年、10月頃からメインで使用しているPentiumW2.53GHzマシンが起動のするたびにWINDOWSのロゴのところで固まってしまい、再起動をかけると正常に起動するという現象が出るようになりました。
 また、WINDOWSが起動してもインターネットエクスプローラを起動すると数十秒立ってから勝手に再起動し、起動するとそれ以降は正常に動作するという、不思議な現象が続くようになりました。
 原因がわからず、ただ、電源を入れた最初だけの現象であり再起動すればあとはまったく使用に問題がないことから、そのまま使っていましたが、年末の休暇に入っていろいろ考えた結果、メモリーがおかしいのではないかと思いメモリー交換をすることにしました。使用していたメモリーはノーブランドの512MB+256MB=768MBですが、Goodwillに見に行ったところ、ブランド品とノーブランド品(製造メーカーが不明で安い代わりに品質にばらつきが多い。)では2割位ちがいます。私は以前から安いパーツを優先して使用していますので、迷わずノーブランドです。ただ、512MBではちょっと物足りないので頑張って2枚購入。インターネットやホームページ作り程度にしか利用していない高速な計算などをしない私にとってはメモリーも1GBあれば十分です。ついでにGoodwillの店内の中古品コーナーを見ていると、今使っているマザーボード(モニターに当選し、ただで手に入った。)より新しいチップ(RAID機能、シリアルATA搭載)したASUSの”P4V800-X”というマザーボードが6,000円で出ていたので、この際、マザーも交換することにしました。
 さーて、マザーの交換とメモリーの交換です。作業は簡単ですので1時間もあれば組み立て完了。
 今までの経験からマザーボードを交換したときはOSを再インストールすると決めているので当然今回もWINDOWS`XPのOSを再インストールしました。しかしながらパソコンの起動は問題ないものの、WINDOWSの起動途中でストップ。再起動をかけると正常に起動。以前と同じ現象です。どこに問題があるのか?原因がわからない。!O!
 ところが、WINDOWSが起動するとグラフィックドライバーの更新を促すメッセージが出ています。おかしいなと思いつつNVIDIAのホームページから提供されている最新ドライバーを組込みましたが同じエラーメッセージが出てしまいます。なぜか?今まで何枚もグラフィックボードを購入しましたが壊れた経験はありません。まさかと思いましたがグラフィックボードを交換してみることにしました。古いボードはあるのですが、今更古いものを使用するのはいやですので、またまたGoodwillで、できるだけ安くて性能の良さそうなものはと探したところ、今まで、チップとの相性など癖があることからあまり好まなかったATIのRADION9600Proを搭載したボードが展示してある中ではもっともコストパフォーマンスに優れていると判断し、思い切って購入しました。(ちなみに息子はRADION派です。)
 さて、ボードを交換し、早速テストをしたところ、何度起動テストしてもハングアップしなくなり全く正常に動作するようになりました。やはり原因はグラフィックボードにあったようです。 これで一安心。^O^ 
 安定動作が確認できたところで、つい癖でCPUのオーバークロックをテストしてみたくなり、FSBを133MHzから150MHzまで10%程度上げてみましたが動作は安定しています。本当はもっと上げてみたいところですが、発熱などを考えるとこの程度で止めておくのが安心できると思い、無理はさけました。これ以上高クロックにしたければCPUを交換した方がよいと思っています。本来であれば、昨年は3GHz以上のパソコンを製作する計画でしたが自動車に資金を費やしてしまったため頓挫してしまいました。従って、今年中にはPentium4 エクストリーム・エディション3.46GHzかAthlon 64 4000+パソコンを製作しますので、このマシンは無理をせず2.53GHz改の2.78GHzで使用することにしました。
 なお、いつものようにベンチマークテストを行いましたが、10%オーバークロックの効果はわずかでした。しかし、どれだけ負荷をかけても安定していますので、次期パソコンが完成するまでのメインマシンとして使用していきます。

      使用パソコン     (2005.01.01 現在)


         マシンリスト
@  PentiumW 2.78GHz(2.53GHz改)マシン(OS WINDOW`S XP Pro)、メモリー1GB
A  PentiumW 1.5GHzマシン(OS WINDOW`S 2000)メモリー512MB RIMM使用
B  NEC VALUESTAR NX改(Celeron 667MHz) (OS WINDOW`S Me)
C  PentiumV 800MHz-Soket1マシン (OS WINDOW`S Me)
D  Athlon  800MHzSlot1マシン(OS WINDOW`S 2000)
E  Pentium 800EBMHz (Lindows実験機)(OS Lindows & WINDOW`S 2000 デュアルブートシステム)
F  NEC PC9821 Nb7 (OS WINDOW`S 98)
G  スキャナー EPSON GT-X800
I  スピーカー I・O DATA バズーカ

パソコンパーツの空箱。よくもこんなに購入したものです。自分でもあきれています。落ちてくるよ。
購入した各種ボード、ドライブの空箱の山の一部(地震がきたらどうなるか心配?)


  私のパソコン歴
1993年 富士通 FMV DeskPowerを購入。(OS:WINDOWS3.1)
CPU:210MHz、233MHzに交換、メモリー64MB増設、OS:WINDOWS95 他
1998年 CPU Celeron 300A(オーバークロック:450MHz)、マザーボードASUS P2BFで初めて自作する。
(OS:WINDOWS'98)(後にPentiumV800MHz(Slot1)、マザーボードASUS P3BFに交換)
1999年 PentiumV500MHz(Socket370)、マザーボードASUS CUSL2
(後にCeleron 850MHz、CUSL2-Cブラックボードに交換、OS:WINDOWS Me)
CPU Athlon800MHz(SlotA)、マザーボードEPoX EP-7KXA (後にTYANに交換)
2000年 CPU PentiumV800MHz(Socket370)、マザーボードAopen AX34PROU
    (OS:WINDOWS2000)
2001年 CPU PentiumW1.5GHz、マザーボードASUS P4T-E(OS:WINDOWS XP Pro)
2002年
3月
トヨムラ ベアボーン購入。(PentiumV500MHz、OS:LINUX 実験用)
NEC VALUE STAR NXを知人から譲って頂いた。CPUをBUFFALO HP6-MX667に交換。
グラフィックメモリー2MB 純正品)増設。(両方ともYAHOOオークションでやっと入手。現在は オークションにもでていない?)
10月 息子が使っているAthlon 800MHzがゲームするには心許なったこと、CPUの価格が下がってきたことなどから、思い切って、AthlonXP2000+、グラフィックもGeforce4 Ti4200で製作に踏み切りました。
11月 DIYでパソコンの熱対策熱対策と、静音化に挑戦しました。
12月 Celeron 1.2GHzが格安で売っていたので何も考えず購入し、後で高いものに付き、結局無駄使いしてしまいました。セレロンン失敗談
2003年
2月
マザーボードのモニターに当選しました。PentiumW用ですが、最新の3.06GHzは動作しません。やむなく、2.53GHzマシンを製作しました。
7月 余っていたPentiumV800EBMHzとASUS CUSL2を活用してLinuxパソコンを製作しました。
2004年
12月
メインパソコンPentiumW2.53GHzマシンにトラブル発生。マサーボード、メモリー、グラフィックボード交換。オーバークロックで2.78GHzマシンにパワーアップ
2008年
3月
2003年2月にモニター当選したマザーボード(P4V800-X) に3.0GHzは搭載できないと思っていましたが、インターネットで調べたところ、3.0GHzのハイパースレッシングが使用可能であることが確認できたので、CPUをPentiumW2.53GHzからYahooオークションで購入したPentiumW3.0GHz(HT)に換装しました。
また、CRTのモニターの調子が悪くなったため、を22インチの液晶モニターに交換しました。
それに伴い、余ってきたPentiumW2.53GHzのCPUをPentiumW1.5GHzが搭載してあったP4T-Eのクロックを400MHzから533MHzにアップして、搭載することに成功しました。

2008年03月01日現在のパソコンの設置状況

  ホームページ内リンク
 我が家のインターネット利用環境は、2003年3月 NTTフレッツADSL 8Mから12Mに変更しました。 家庭内LANを構築してあり、殆どの部屋でインターネットの利用が可能にしてあります。
                                           
インターネット利用環境の遍歴へ
 私が所有しているパソコンのベンチマークテスト結果を掲載しています。(2005年1月22日更新)
                                   パソコンベンチマークテスト結果
 インターネットの回線スピード競争と利用者の知っておきたい知識を私なりの考えてみました。
   2003.03.25更新                         ブロードバンドについて一言(独り言)
 コンピュータと私の出会いの回顧録です。

パソコン考

 昨年末に出てきたPentiumW3.06GHzはH.T(Hyper-Theading Technology)によりDual CPUのごとく動作することから、2次回帰的なスピードが期待できるのではないでしょうか?早く製作したいと思っています。

 ただ、IntelがPentiumW3.06GHzを出してきたことに対抗してAMDもAthlonXP3000+を出してきましたが、ここまでくると価格差はほとんどないので、どちらを使うか難しい選択を迫られます。

 2003年12月末現在にあっては、PentiumWは3.2GHz、AthlonXPは3200+という高速CPUが出ています。
 
 2004年にはAMDはAthlon64という64ビットに進化させ、4000+というとてつもない高速CPUを投入しました。Intelは負けじとHTテクノロジをメインに出し、さらにL2キャッシュを2MB、1066MHzで動作するPentium4 エクストリーム・エディションを投入するなど、CPUの高速化が激化しています。いったいどこまで行くのでしょうか? 私はいつパソコンを製作すればよいのか、迷っている今日この頃です。

 2009年春 久しぶりにパソコンを新作
 今から考えればずいぶん時間がたっていますが、インテルのi7コアの出現により、新しい時代が始まったと感じ、数年ぶりにパソコンを作ることにした。
今回は、少しでも長く使用できるように最新のチップ、CPUなどを使用しました。おかげで、今までで一番高価なパソコンになりました。

マザーボード  GIGABYTE EX58-UD4
CPU  Intel(R)Core(TM)i7CPU 980 @3.33GHz
メモリー  16GB
グラフィックボート RedeonHD6850 1G
ハードディズク  500GB×2 (RAID1)
OS  WINDOWS7 Pro 64Bit
2011.11.28現在

 

オールテックのケース
 
さて、このマシンの性能を今まで行ってきたベンチマークテストを行ってみました。
その結果、HDBENCHの整数演算が781,004、浮動小数点演算が804,020と Pentium4 3.0GHz(HT)の約5倍、円周率の計算は、104万桁で14秒、838万桁で2分41秒と約1/4の時間で計算できました。詳しくはこちらで確認して下さい。ちなみに3355万桁を計算したところ、Pentium2のパソコンでは約12時間かかるとされていますが、このパソコンでは12分58秒で計算できました。すばらしい能力です。当分はパソコンに投資しなくて済みそうです。今回はシステムの安定性を狙い、RAID1構成にしました。また、NASを導入し、家族でデータの共有、データの信頼性を確保しています。

 
 
2009年に製作したメインパソコンのCPU i7 900シリーズというかLGA1366対応のCPUがパソコンショップから消えてしまいました。今はLGA1155が主流で、2012年にはLGA1366に変わりLGA2011が登場するため、i7 900シリーズはマザーボードもすでに置いていないと言われました。
 確かにi7 900シリーズは非常に高く、私もi7 920しか手が出ませんでしたが、店頭から消えてしまっては不安になります。
 そこでなくなってしまっては大変と思い、思い切って i7 980に交換しました。私のパソコンの使用形態からは全く無駄なことですが、メモリーもずいぶん安くなりましたので16GBに増設しました。これで、当分は自己満足に浸たれます。 他人から見れば、”何をばかなことをしているの”と笑われそうですが ^O^ ・・・・

 
さらに、せっかくのWINDOWS7マシンですので、デュアルモニターにすると便利なるのかとの興味から、IIYAMAの23インチモニターを2台購入して、デュアルモニターを実際使ってみると、たとえば、新しいソフトを導入したときに、メインモニターでソフトを起動してサブモニターでマニュアルを見る、または、サブモニターでGyaoの無料映画を流しながらメインモニターでヤフオクをするといったことができます。なかなか便利でおもしろいです。
 現在はメインパソコンでデュアルモニターとして使用したり、他の3台も含めた4台のパソコンモニターとして使い分けて使用しています。

 


戻る


Copyright © 2002-2003 Office KIMOTO(Masahito.Kimoto) All rights reserved