パソコンの静音化への挑戦
  パソコンはうるさい?
 
 最近のパソコン雑誌を見ると、「パソコンの静音化について」に関する記事が多く載っています。
 また、パソコンショップにも、静音化グッズがたくさん販売されています。確かにパソコンにはCPUファン、電源ファンを始めとする各種ファン類、高速で回転しているハードディスクなど音源がたくさんあります。私は、パソコンはうるさくて当たり前と思っていたのですが、雑誌の特集などを読んでいると自分のパソコンの音が気になるようになってきました。パソコンを静かにしようとするには、まずは各ファンを止めることが最も簡単ですが、ふつうのパソコンで、ファンを止めることはパソコンを壊すことを意味しています。

 特にCPUファンを止めればすぐにCPUは短時間のうちに破壊されるでしょう。(実験したことがないのでわかりませんが。)最近では水冷式のCPUクーラーというもの発売されています。

 
余談ですが、水冷かというとホンダの自動車の歴史を思い出します。ホンダが自動車を作り出したときは、本田宗一郎氏はエンジンは空冷式にこだわったと聞いています。私が最初に乗ったN360も空冷式エンジンでした。
 その後、排気量が大きくなってくると空冷式では冷却能力の不足、騒音が大きい(冷却用ファンが大きくなってしまう?)などの問題から水冷式(今販売されている国産車はすべて水冷式です。当たり前ですかね。)に変えざるを得なかったと本に書いてありました。(本田宗一郎氏は空冷にこだわり、開発者と大げんかをしたと言う話があります。) たしか、シビックからすべて水冷式エンジンに変わったと思います。だいぶ本論からずれてしまいました。すみません。

 パソコンも同じで、水冷の方が静かで冷却効果は大きいと思います。が、電子回路の塊に間接的であってももし水が漏れたらと思うと、私は躊躇してしまいます。
 このように、いろいろな静音グッズが販売されていますが、どれも高価な商品が多いです。
 自作派の私は、少しでも安い投資で、高性能のパソコンを作っているのに、いくら効果があっても高くては使えません。私は、性能アップにつながらないものに、高額なお金をかけるのであればうるさいのを我慢します。

 とは言っても、お金をかけずに少しでも静かにできればそれに越したことはありません。
 そこで、考えたのが、電源ファンの音を少しでも低減化する方法です。やっと、本論に入れました。能書きが多いと自分でも困っています。

 パソコン用の電源は相当高温になるため、必ずといって良いほど排気ファンが付いています。このファンが結構うるさく騒音源になっています。最近では静音電源、超静音電源などと言う代物がでていますが、ほとんど1万円以上するものばかりです。そこで登場したのが、台所の換気扇についているフードの小型のものです。電源ファンの排気口にそのフードを付けると3dB程度の減音効果があると書かれています。取り付けも簡単なので試してみようと思ったのですが、プラスチックのフードで、内面に消音効果の高いシートが貼り付けられているようですが3,000円位します。

 パソコンショップに行ったときに一度は手にしてレジまで言ったのですが、これで3,000円は高いと思い、返したことがあります。
 試しに、ボール紙で適当にフードを作り、電源ファンの排気口に当ててみると確かにわずかですが静かになったような気がしました。
 そこで、何かフードになるようなものはないものかと探したのが、写真のものです。見て、おわかりでしょうか?
 そうです。エアコンの配管カバーの一部です。エアコン配管が壁から外に出たところに付けるカバーです。
DIYショップ398円で購入できました。当ててみるとサイズはぴったりです。その内側に薄いスポンジを表面テープで貼り付け、既存のねじを利用して取り付けました。ちょっと長すぎるのでカットした方がよいかもしれませんがめんどくさいのとじゃまにならないためそのまま付けました。
 なかなか似合っていると思いませんか?違和感はないと思っていますが。
 さて、効果の程ですが、確かに以前よりは静かになったような気がします。3,000円の3dB程の効果があるかどうかわかりませんが、398円であれば1dBの効果でも満足できます。
 皆さんも試してみて下さい。できれば、細くなっているところはカットした方が排気風がスムーズに出て行くような気がします。

 これからも、手作りの静音対策を考えたいと思っています。


   静音化 第1弾  電源ファン吹き出し口に取り付けたエアコンは移管カバー  
電源ファンの静音化にエアコンの配管カバーで挑戦。効果は?               

 なかなかのものでしょう。
 ほとんど加工することなく簡単に取り付けることが出来ます。
 ぜひ、お試し下さい。
 ただし、効果は自分で確認して下さい。保証致しかねます。       

  静音化 第2弾  電放熱製の高いアルミケースの使用
ジャスティのアルミケース。十分な強度を持っているため、アルミにしては重い。

 アルミニウム製のケースが出だした頃は、軽さと放熱製が売り物でしたが、ふつうの鉄製の2〜3倍と高価で、手が出ませんでした。また、アルミニウムは柔らかいため、PCIカードの止めネジのネジ山がつぶれることがよくありました。

 先日、パソコンショップに行ったときに何気なくケースを見ているとデザインもよく、アルミ板の肉厚も2mm位あり、重量も9kgとアルミケースにしては重たいのですが、非常にしっかりしています。その割に価格が鉄ケースの1.5倍位の価格であったため、気に入ってしまいました。その店の店員と話をしていると付いている価格から10%まけてくれると言ったその一言で衝動買いしてしまいました。
 製品はJustyのもので、1年ほど前に発売されたものです。つい最近まで4万円近くしていましたが、新型がでたことから安くなったようです。いわゆる在庫処分品です。
 ケースの場合、新型といってもデザインが変わったり、CD-ROMなどの取り付けが楽になったりで、機能性はほとんど変わりませんので、デザインが気に入れば、新型も旧型もないと思っています。

 現在は、私がメインで使用しているPentiumW2.53GHzで稼働しています。(本当は念願の3.06GHzマシン用に残しておきたかったのですが、小遣いが無くなってきているので、少し、先送りになりそうになったため、とりあえず、モニターのマザーボードが乗っかっています。)
 しかし、この値段でこのようなケースが買えるとは!!
 これはよい買い物でした。

    いくら安くても余分に買ってどうするのだ ;0
      (自問自答 反省してます。)

    
アルミが光っています^0^
 

      
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