先日、Celeron1.2GHzのCPUが格安で売っていたので、あまりの安さに飛びつき購入してしまいました。 買ってから、どのマシンに付けようかを考えていましたが、マイクロATXのマシンのPentiumV500MHzを交換することにしました。 早速、ケースを開けて付け替えようとしたところ、付属のFANが大きすぎ、マザーボードのコンデンサに当たってしまい、付けることができませんでした。 そこで、PentiumV800MHzが積んであるサブマシンに付けることにし、PentiumV800MHzをはずしてCeleron1.2GHzに載せ替えたときに、ちょっと待てよと思い、よく考えてみるとCeleron1.2GHzはTualatinコアであることが頭をよぎり、使用しているAOpenのAX34ProUマザーボードでは動かないのではと不安になりました。とりあえず、Celeronを付け電源を入れてみましたが、予想した結果に終わりました。すなわち、全く動かない ;0;
私が使用している他のソケット370マシンもTualatinコアには対応していません。> どうしようか迷って、最初に思いついたのがマザーボードの換装ですが、格安Celeronのためにそこまでしては何の意味もなく、ゴミ箱に投げ込んだほうがましです。このAOpen AX34ProUマザーボードは非常に気に入っているボードの一つですので、BIOSのアップデートで何とかならないかと思い調べましたが無理でした。他になんとかこのマザーボードでTualatinコアを動かせないものかとインターネットでさがしたところ、ありました。いわゆる下駄です。PowerLeap社から、変換下駄(下駄というのは、私が勝手に言っている言い方で、旧CPUマザーボードのソケットとTualatinコアのCPUの間に取り付け、変換しするものです。Pentium4は当初ソケット423でしたが、最近はソケット478に変わってきており、CPUのピンが合いませんが、それも変換する下駄が販売されています。)が出ているのを見つけました。しかしこのような一般に使用されないパーツはこの辺では売っていません。(取り寄せてもらうことはできますが。)
そこで、Yahooオークションで探したところ、何枚か出ていました。1,000円位からオークションされていますが、私はオークションが下手で、うまく落札できないため、高かったですが一発即決で購入することにしました。送金代、輸送費、手数料を含めるとCeleronよりだいぶ高くつきました。こんなことから、格安ではなく割高Celeronになってしまいました。別にPentium800MHzを交換する必要もなかったのに無駄をしてしまったことになります。”安物買いの銭失い”はよく言ったものです。購入した下駄はPL-370/T(電圧が変えられる。)ですが、PL-Neo/Tと言う兼価板もありますが、将来ともAX34ProUを生かしていくためには拡張性が高い方がよいとの判断です。
さて、注文して2日目には届きました。さあ、実験です。 下駄を履かし電源を入れるとCPUを認識し、動作しました。^O^ しかし、テストではCeleron1.2GHzと確認できましたが、BIOS上ではPentiumV350MHzと表示され、気に入らなかったのですが、BIOSのバージョンアップを行ったところ、表示も正常になりました。本当に良かったと、高い買い物に付いたことを忘れ、一人で喜んでいます。(おまえはアホかと言われそうですが!)
さて、Celeron1.2GHzの性能ですが、パソコンベンチマークテスト結果を見て皆さんで評価して下さい。 ここで教訓です。
〜安いからと言って飛びつかないこと〜 当たり前のことですね。せっかく自ら得た教訓をすぐ忘れて、また同じことを繰り返すのが私の癖です。これからも、何回”安物買いの銭失い”を繰り返すのでしょうか? 自分でも心配しています。繰り返さない方法があれば教えて下さい。
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