アマチュア無線を始めた頃から、仲間の間でレコードを如何に人より良い音を出すかと競い合っていた時期があり、真空管ステレオアンプを製作して音の比べ会いをしたのがオーディオの始まりです。 40数年前に、就職して初めてもらったボーナスを全額持って大阪の日本橋に行き、コーラルのスピーカーとスピーカーボックス、マイクロ精機のベルトドライブレコードプレーヤーを購入しました。ステレオアンプはLUXのSQ505(LUXが初めて販売したトランジスタアンプと記憶しています。)を月賦で購入してオーディオの楽しみが始まりました。 今から20年近く前に友人が使用していたTANNOY(レクタンギュラーヨーク)のスピーカー(HPD385アルニコ磁石の最後の頃の物)のエッジが破れてきたので処分すると聞いたので、それを譲ってもらいエッジ交換をして現在もメインのスピーカとして愛用しています。
 ラックスのアンプも30年以上愛用していましたが、ボリュームがガリオーム(長時間使用することにより接点不良が生じ、ボリュームを回すとガリガリと異音が出ることです。)になってきましたので、数年前にがんばってLUXのL-550AⅡという純A級のオーディオアンプを購入しました。 最近は、スピーカーケーブルを1m当たり5,000円位する低損失のケーブルに交換したり、タンノイにスーパーツイータを増設したりして自分の好みの音作りを楽しんでいます。

 今までオーディオラックとして以前のTV台を使用していましたが、2015年3月にやっと、ADK(朝日木材加工㈱)のオーディオラックを購入しました。アンプもデッキもなんとなくそれらしく見えるようで、満足しています。

FMチューナーを更新(2015.08.01)
  2015年7月に今年の猛暑のせいか、40年近く使用してきたTRIO KT-5000 FMチューナーが壊れてしまいました。
 FMチューナーを買い替えようとインターネットで探しましたが、現在も生産されている手ごろなチューナーは、YAMAHA T-S500しかありません。
 現在は、ラジオもインターネットで聞く時代ですので、ラジオチューナーからネットワークオーディオ用のプレーヤーがたくさん販売されています。
 今後のことを考えるとネットワークプレーヤーですが、私の古い機器の使用環境からすると、チューナーのほうがなじむと判断して、YAMAHA T-S500を購入しました。
 

・私が愛用しているオーディオシステム(2015.08.01~)


・オーディオ機器リスト

地デジ化に間に合わせた安価な40インチSONY製液晶TV
(壁掛け)
SONY
2.1chサラウンドシステム
HT-FS3

Fostex
T90-A
(スーパーツイータ)
Stereo(月刊誌)の
付録で購入した
Fostexの
10cmスピーカ
レコードプレーヤー
Stereo(月刊誌)の
付録で購入した
Fostexの
10cmスピーカ

Fostex
T90-A
(スーパーツイータ)

LUX
SQ-505
(40数年前に初めて購入したステレオアンプ。不安定な動作で、現在は使用していない。) 
FM・AMチューナー
 YAMAHA T-S500
スピーカー

TANNOY
レクタンギュラーヨーク
 (HPD385)
スピーカー

DIATONE
DS-800Z

SACDデッキ
SONY
XA333ES
スピーカー

DIATONE
DS-800Z

スピーカー

TANNOY
レクタンギュラーヨーク
 (HPD385)
プリメインアンプ
LUXMAN
L-550AⅡ

2013.04
 私のTANNOYも、すでに40年を経過していますので、ツイータの能力が落ちてきているのではないかと、また、オーディオ雑誌の記事か らスーパーツイータ(周波数的には7000~10000Hz以上)を増設すると音域が広がるといわれているので、FOSTEXの"T90-A”という一般的なスーパーツイータを増設してみました。
 これくらいの高域になると私にはほとんど聞こえませんが、何となく臨場感が広がったのではないかと思っています。


再生周波数帯域
5kHz~35kHz
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・昔から使用しているオーディオ機器

 これらは、ずいぶん昔に購入した機器ですが、TRIOのKT-5000(AM,FMチューナー)は今もFM放送のメイン受信機として活躍しています。何といっても完全なアナログチューナーです。
  PD-737は十数年前にCD再生ユニットを交換し、現在は正常に動作しています。このデッキは、まだカセットテープが主流の時代にCDをカセットテープにダビングにするときにテープ長さとミュージックの時間を自動計算し効率的にダビングできるという優れものでした。現代では考えられないことですが。カセットデッキはプーリーのゴムベルト切れでメーカーに修理を出しましたが修理不能(古すぎる。)で帰ってきましたが、適当なゴムベルトに交換したら、現役復帰したという時代物です。いずれも使用する機会はありませんが。


 
3ヘッドカセットデッキ
  AIWA  EXCELIA
10年ほど前にベルトが切れて修理に出したら,修理不能で帰ってきた。やむなく、自分で修理。

CDデッキ  PIONEER PD-737
カセットテープ長さをセットするとCDの音楽長を計算して、効率的に収録できる優れものです。さすが現在はカセットテープを使う人はいませんが?

 今では再生専用になっているVHS VTRデッキ



・これからの楽しみ

 もっと自由な時間が出来るようになったら、社会人になって初めて月賦で購入したLUX SQ505をオーバーホールをすること (と言っても、メーカーにオーバーホールしてもらうことですが。)、友人から譲り受けたQUAD405のメインアンプ(これも40年以上前の物。)を復活させることなどを楽しみにしています。





かの有名な”QUAD405”です。Lチャンネル
から、わずかにハム音が出ている。
1969年に購入した思い出のアンプです、
近々、オーバーホールをする予定です。




・レコードプレイヤーを処分 (2013.06.08)

 20才の頃に大阪の日本橋で購入したレコードプレイヤー、と言っても当時はターンテーブルとトーンアームは別々に好みのメーカーの物を組み合わして使用するというのが、私たち?通の世界の常識でした。私の場合は、周りの人があまり使っていないターンテーブル、トーンアームともマイクロ精機と言うメーカーの物を購入し、長年愛用してきました(ちなみに初めてかけたレコードは、石田あゆみさんの「ブルーライト横浜」です。)が、部屋が狭くなって置く場所がなくなったこと、レコードからCDに変わってきたことなどの理由により、レコードプレイヤーは押し入れに仕舞ってしまいました。最近、レコードを聴こうと押し入れから引きずり出すと、ターンテーブルのゴムベルトが劣化したためにターンテーブルのベルト部分が腐食して使い物にならなくなっていました。やむなく、ターンテーブルはケースと共に処分する羽目に。ただ、トーンアームは腐食、くすみなどもなく、すぐにでも使用可能状態でした。そこで、トーンアームだけでも保存しようと、プラモデルなどを保存するアクリルケースを購入しました。が、トーンアームの軸足が長いために上げ底をする必要がありました。そこで、たまたま立ち寄った大工さんに頼んで工場で余っている破材で作ってもらうことにしました。2~3日後、こんな物でよいかと持ってきてくれました。見てびっくり。非常に硬い木(南方産の松?)で非常にかっこうよく作ってありました。購入したプラスチックケースそのものを使用する予定でしたが、木目を出した方がきれいと判断し、サンダーで磨いて、ニスを塗ってトーンアーム台を作りました。





クリヤラッカー2回塗りで、きれいに
仕上がったトーンアーム台

40数年経過して、飾り物として日の目を見るように
なったマイクロのロングアーム


我ながらきれいに出来ました。


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