熊本地震被災状況

熊本市役所の14階展望フロアーから見る熊本城の大天守閣 2016年9月

2016年4月14日夜と16日未明に最大震度7の地震に二度も見舞われ
熊本城は甚大な被害を受けた。元通り復元するのに20年は掛かるだろう

同じく熊本市役所14階から熊本城全体を見渡す
 
左)飯田丸五階櫓(2005年再建) 僅かに残った石垣に辛うじて支えられている、鉄骨を組んで
崩れるのを防いでいる  右)石垣が崩落し熊本大神宮内の建物の屋根を突き破った
 
左)築城当時の姿を残す美しかった長塀(国指定重要文化財)も242mの内80mが内側に倒れた
右)馬具櫓 4月16日の本震でも崩れなかったのに5月10日に突然崩れました
 
左)加藤清正像  右)二の丸から見る大天守(1960年再建)
熊本城内は全て立入禁止なので二の丸公園から城の様子を見ることにした
左から宇土櫓、小天守閣、大天守閣
 
石垣も所々崩れていて立入禁止の貼り紙も其処かしこに貼ってある
観光客は二の丸公園から遠巻きに熊本城の無残な姿を見て驚きの声を上げている
 
この櫓も飯田丸五階櫓と同じように僅かに残った石垣で辛うじて支えられている
もう一度大きな地震がきたら崩れてしまいそう
二の丸公園からみた宇土櫓と大小天守閣
 
西南の役でも唯一焼け残った宇土櫓(国指定重要文化財)
今回の地震でも加藤神社側から見る限りは被害は少なそうに見える
築城当時の技術の凄さを感じる しかし此処からは見えない長櫓は壊滅状態という
加藤神社から見る大小天守閣
 
左)大天守閣  右)不開門辺り
 
左)崩れた石垣の石が転がっている 右)石垣修復の手順が書いてある
 
左)元通り復元する為に石の一つ一つに番号が書いてある 右)加藤清正の
築城当初から残る国指定重要文化財 北十八間櫓、東十八間櫓の大規模崩壊

熊本城の周りを一周して遠巻きに見ただけでもこの被害、
城内はもっと酷い状況に違いないと思った

 熊本城