マイ オリジナルGLORIA 最後のグロリア? 

 私のY34型グロリアもすでに9年目に入り、走行距離も90,000kmに達しています。
そろそろ買い換えかなと思う時期がありましたが、手ごろな価格で、私がどうしても乗ってみたい車が見あたらず、この車にもう少しつきあっていくことにしていました。
 ところが、昨年末、同じY34型グロリアを持っている友人が、車を買い換えるというので、そのグロリアを譲ってもらうことになりました。 同じ車をなぜ?と思われるでしょうが、同じグロリアでも私のは2.5L、友人のは3.0Lのターボ付きエンジン車で馬力が私の210hpに対し280hpと大幅に違います。このY34を購入する時に、ほしかったけれど妻の決裁が下りなかった車です。(当時100万円近くの差があったと思いますが。) ターボはすばらしい
!!  また年式は私より1年若く、走行距離も40,000kmに満たない、まだまだこれからというグロリアです。
 最近の高級車は受注生産に近いようで、納車に3か月近くかかるとのことで、2011年3月上旬(東日本大震災の2〜3日前)友人のところへ高級車が納車され、グロリアが私の手元に届きました。
 届いてから気がついたのですが、ボデーカラーがシャンパンゴールドとのシルバーメタと若干違いました。しかし、同じ形の車ですので、近所の方も気がつきません。
 車を入れ替えた経緯はこのくらいにして、私のこの車の改良(改悪?)内容を紹介します。


1.フロントグリルの交換      

 またかといわれそうですが、ノーマルでは目立たない・おもしろくないので、得意のYahooオークションで探しました。
 探し当てたのは、純正のグリルを縦のスリットを削り取ってオフブラックに塗装したという商品です。個人で加工したようでしたが、パテ盛り加工も必要で工作に時間を要する加工でした。一般的な落札価格の半額以下で手に入れることができ、非常にラッキーでした。
商品が届いてよく見ると、いかにも自作品という感じでしたが、あまり細かいことは気にしないようにしました。ただ、画像を見ていただくとわかるようにグリルのセンターが前に出ており、どうもベースはUS仕様グロリア(インフィニティQ35)用のようです。フロントフェンダーからはみ出ていますが、気になりません。なかなかよくなったでしょう。





フロントグリルのセンターが前にとんがって出ており、USのインフィニティのグリルを加工したもののようです。
2.ホイルとタイヤの交換      
私のところへきたグロリアは、17インチのアルミホイルを履いていましたが、やはり純正ではとインチアップをすることに、また、サスペンションも今度こそ車高調をと思いましたが、やはり高すぎて買えないためダウンサスで我慢。ホイルも今までが18インチでしたので、今度は19インチをと意気込んでいましたが、19インチにすると安いタイヤがなく、ずいぶん高くなることから、18インチで我慢することになりました。宝くじが当たれば、交換したいです。
 そこで、タイヤは、気に入らなければ交換すればよいとの思いで、ホイルは少し目立つようにと、WORKのVARIANZA D3Sにしました。ホイルサイズは、フロント18インチ8.5JJ Offset35mm、リア18インチ9.5JJ offset45mm(以前の車より前後とも0.5インチ幅広です。)にしました。少しボデーより内側に入っているように見えますが、この状態ではこれ以上Offsetを小さくすることは難しいと判断しました。タイヤは、B`sの一番安いタイヤで、フロントは235/40R18、リヤは265/35R18で我慢しています。
ちなみに、サスはエスペリアのダウンサスで、元の地上最低高さに比べて、3〜4p下がりました。使用するドライバーの年齢区分を考慮すれば、この程度でよいのではないかと思います。できれば、あと1〜2p下がった方が、安定感があると思いますが。




そこで、タイヤは、気に入らなければ交換すればよいとの思いで、ホイルは少し目立つようにと、WORKのVARIANZA D3Sにしました。ホイルサイズは、フロント18インチ8.5JJ Offset35mm、リア18インチ9.5JJ offset45mm(以前の車より前後とも0.5インチ幅広です。)にしました。少しボデーより内側に入っているように見えますが、この状態ではこれ以上Offsetを小さくすることは難しいと判断しました。タイヤは、B`sの一番安いタイヤで、フロントは235/40R18、リヤは265/35R18で我慢しています。
ちなみに、サスはエスペリアのダウンサスで、元の地上最低高さに比べて、3〜4p下がりました。使用するドライバーの年齢区分を考慮すれば、この程度でよいのではないかと思います。できれば、あと1〜2p下がった方が、安定感があると思いますが

 

3.NAVIの交換
 最近の車にはナビゲーションシステムが標準装備されています。
 Y34型グロリアはDVD ナビがオプション設定されていました。以前の私のグロリアにはつけてありましたが、今回手に入ったグロリアには純正NAVIがついておらず、社外品がつけてありました。友人に聞くと当時は純正ナビより社外品の方が性能が格段によかったため、あえて純正ナビを付けず、社外品を選んだとのことです。ただ、グロリアには、もともと空調、オーディオコントロール用などの表示用に7インチの液晶モニターが装備されており、純正NAVIを付けるとそのモニターがナビ画面にもなります。また、アナログTVも視聴でき、何よりインパネの収まりがよいです。既設オーディオをはずしてと市販品に交換するということができないのが、高級車?の弱点です。
 主に通勤使用していますので、ナビがどうしても必要かというと、なくても困らないのですが、少し寂しさを感じます。また、純正ナビがついていればアナログTV、DVDなどをみることができます。また、アナログ放送が終了すれば、地デジチューナーをつければTVもみることができます。
 そこで、この車でビデオ入力を可能とするため、純正アナログチューナとビデオ入力端子をまたまたYahooオークションで購入しました。これらの取り付けは車のサービス資料を見れば、接続コネクターが所定の場所に遊ばしてあるので、簡単に接続できました。
 次に、元々透けてあったナビも少し時代遅れでしたので撤去し、新たなナビを設置することにしました。設置場所は純正モニターの前につけるのがベストポジションですので、そこに納められるサイズと、満足できる性能を元に機種選定をしました。


Panasonic SSDポータブルカーナビステーション
Gorillaゴリラ 7v型 ブラック
CN-SP710VL
 その結果、純正モニターの前に設置できる7インチモニターのサイズは高さが105mm以下です。この制約を元に探したところ、本年7月に発売されたパナソニック製のSSDポータブルナヴィゲーション「」という機種でした。高さは104mmとジャストサイズです。他のナビは、高さが110mm近くあり、納まりませんでした。このナビは、ポータブルナビですので、GPSアンテナ、ワンセグアンテナ、内蔵バッテリーとすべて本体に内蔵されているので車で使用する場合も何も取り付ける必要がありません。強いていえば電源を供給する程度です。これもシガライターソケットからとればよく、大変便利なナビです。

 今回は、カーナビの代わりに使用するため、安定性を確保する目的でGPS、地デジ(ワンセグ)、VICSそれぞれオプションの外部アンテナをつけました。



        
 
 右の写真に純正モニターにラジオのコントロールパネルが表示されています。通常はあまり見る必要がないので左の写真のように消してあります。見る必要があるときは運転姿勢で少しのぞき込むようにすれば確認でき、使用には不自由は感じません。



ナビの設置を完了したインパネ。なかなかよくなったでしょう。

 4.アマチュア無線機の設置

 私の一番長く続いている趣味はアマチュア無線です。
 当然、車にもモービル機が必要です。最近の車に無線機を設置するのは、車種によっては至難の業です。昔の車は、あちこちに鉄板が見えていてどこでもアースがとれましたし、電源ケーブルもバッテリーから室内への引き込みも簡単でした。無線機本体もボデーに直接設置することが出来ました。 が、最近の車は室内もプラスチックで覆われており、また、エンジンルームと室内が完全に遮断されており、車種によっては不可能な場合もあります。困ったものです。
 ただ、最近のモービル機はコントロール部と本体が分かれており、通信ケーブルでコントロールできます。従って、本体をトランクルームに納めれば、同軸ケーブルも短くて済みます。工夫次第では上品な仕上げができます。


 車のデザインがこったスタイルになってきているため、スタイルを崩さずに見栄えよくアンテナを付けるのも悩ましいです。アンテナ基台もいろいろ工夫された商品が出ていますが、車にマッチされるのが非常に難しくなっています。
  息子にもアンテナがかっこ悪い、シャークアンテナのような格好のよいアンテナはないのかと言われますが、現在はありません。
 そこで、モービル運用は430MHz帯で運用していますので、ローカル局の意見を聞きながら、1/4λのホイップアンテナを制作し、マグネット碁台でルーフ後ろぎりぎりのところにさりげなく?設置しました。貴台は元々黒色ですが、ボデーの色に近い色で塗装しました。

トランクルームの内装材にICOM IC2720Dの本体を固定
アンテナ見えるかな
(画像をクリックすると画像が拡大します。)
 5.サブウーハーの増設

 私にとって、サブウーハーは必需品です。前の車に付けていたアンプとウーハーを同じように移植しました。取り付けは前の車と一緒ですので問題はなかったのですが、取り付け完了後、ならしてみたところまったく音が出ません。見た目には純正ウーハー取り付け位置にそれ用のコネクターは出ているのですが、そこから信号をとっているのにまったく音が出ません。アンプの入力端子にさわってみるとスピーカーが壊れるのではないかと思うほど大きな音が出ます。アンプとスピーカーはOKのようです。ということは、コネクターに信号がきていない? 回路図を調べるとオーディオ機器の背面のコネクターから出ているようなのですが、実際にはまったく音が出ません。やむなく、オーディオ機器を外してチェックしたところ、オーディオの出力コネクターとリヤコネクター間は導通があります。従って、オーディオ機器本体から信号が出ていないことが判明しました。当時のカタログには純正サブウーハーがオプション設定されているのに、信号が出ていないとはどういう事でしょうか? ディーラーのサービスマンに聞いても、そこまではわからないとのことです。当然かもしれませんが。
 やむなく、スピーカー出力を利用するしかありません。オーディオ機器の背面のスピーカーケーブルから分岐してリアまで信号ケーブルを敷設した次第です。

  

 さあ、完成です。ウーハーから音楽が流れました。後は調整するだけです。無理矢理取り付けたサブウーハーのセッティングは、カットオフ周波数、音圧レベルなどの調整に手こずりました。
 何とか、自然な低域が出るようになりました。
 今後は、純正スピーカーをもう少しよいものに交換する予定です。


新グロリアの完成です。まだ、改良したいことはありますので、ぼつぼつ改善をしていきたいと思っています。
 6.追伸 なぜか燃費が大幅UP 2011年11月28日
 
 
2011年11月中旬にリアフェンダーにこすり傷があるのを発見しました。その前の休みに洗車した時は傷はありませんでしたので、その後のどこかの駐車場です。こんなことをする人の気持ちがわかりません。ひとこと言ってくれればよいのに残念です。すぐにディーラーに補修に出しました。ついでにファンベルト、エアコンコンプレッサーベルトの交換を依頼するとともに、スパークプラグ、エンジンオイルも交換することにしました。プラグは市販品の少し高価な品番を使用するように依頼し、エンジンオイルも頑張ってモービル1に交換してもらいました。
 車が戻ってきて、少しエンジンが軽くなったような気はしましたが、特に変化はありません。当然ですよね。ところが、交換するまで5〜6km/lの燃費が6〜7以上km/lに10〜20%向上しました。もともと燃料をよく食うエンジンですので、通勤では5km/lでも気にしていませんでしたから、何かの間違いではないかと思いましたが、車の燃費計で見る限り、大幅に改善?向上したことに驚いています。
エンジンオイルのモービル1は100%化学合成オイルですが、それで燃費が良くなるとは思えません。ただ粘度が0W-40Wを入れましたので、その効果はあるのかなと思いますが。またスパークプラグは最近よく使用されているイリジウムと白金を電極のものですが、+電極の先端は直径が0.4mmという非常に細いものです。細くすることにより放電を集中させ、放電電圧を高くすることができます。但し、交換したことが燃費向上に寄与しているかはよくわかりません。理論はよくわかりませんが、スパークプラグを変えたことにより燃焼効率がUPした結果ではないかと思い、大変満足しています。^O^



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