Vol.6
KUMAMOTO CASTLE

市役所前の坪井川にかかる厩橋を渡って
すぐのところにある熊本城稲荷

 
高橋公園に建つ横井小楠と維新群像

この群像は、文久3年(1863年)頃に年代を設定してあり、中心と
なる横井小楠は、自説をといている姿、傍らに耳を傾ける松平春嶽、
細川護久がいます。一方には地球儀を挟んで未来世界を語る勝海舟と
坂本竜馬。台座には熊本での高弟6人を配してあります。


千葉城跡、今はNHK熊本放送局の敷地になっている
宮本武蔵が使用していたと伝えられる井戸

宮本武蔵は寛永17年(1640)肥後藩主細川忠利に招かれ、客分
として晩年を熊本で過ごしました。「五輪書」「独行道」など著し、書画
の才にも優れ数々の名品を残しました。正保2年(1645)没。


不開門(あかずのもん)

 
左)熊本城稲荷を通りすぎて棒庵坂下から見た天守閣と古井戸  右)棒庵坂

熊本城内には人名のついた坂が3つあるが、その1つがこの棒庵坂である。
この坂の下に下津棒庵の屋敷があったところから命名された。棒庵は宗阿
とも言い、もともとは京都の公家の出であるが、加藤清正の家臣となり、
禄2千石を与えられていた。棒庵坂は北大手へ入る要衝であったから、
坂の途中に番所が置かれており、また坂の南側には石の欄干が設けられていた。
明治以降は手入れも行届かずに荒廃し、大木鬱蒼として昼なお暗い物さびしい
坂であったが、今日ではきれいに手入され、城内への歩行者通路となっている。

この坂を上りつめると右側が監物台樹木園
そのまま真っ直ぐ突き当りが二の丸公園
左へ行くと加藤神社があります

 熊本城 

Vol.1 天守閣 Vol.2 石垣 Vol.3 宇土櫓 Vol.4 加藤神社 Vol.5 熊本市役所
加藤清正像
Vol.6 熊本城稲荷・高橋公園
不開門
Vol.7 博物館・法華坂・清爽園
太田黒伴雄終焉の地