青森・岩手・秋田 
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四日目(晴れ時々曇り)      

 十和田湖を後にし,秋田県の方へ下る。
 大湯のストーンサークルを見に行く。高橋克彦の小説から受けたイメージで,英国のストーンサークルのドルメンに匹敵するような大きな石組みを想像していたのであるが拍子抜けであった。これなら,小生の郷土にある金生遺跡と大して変わらない。
 でも,秋田県は結構力を入れているみたいだった。広々した風景が気持ちよい。
 
 
 
     
 東北自動車道に入り,岩手県の松尾八幡平まで行く。プータロ村のコッテージを訪ねるが,結構高いので止め,東八幡平温泉郷の老夫婦が経営しているペンション「アスピーデ」に泊まる。単にガイドブックの一番最初に出ていたので,選んだまでだが,当たりだった。
 突然の客だったので,準備するから2時間ばかり,近隣をドライブしてきてくれとの事。近くの松川温泉まで行ってくる。ここは,遙か昔,学生時代に岩手山・八幡平のスキーツアーをした時に,下山して来て,温泉に入った記憶がある。その松川荘は健在で,良い風呂だった。
 飛行機と車とシェパードが大好きな,こだわりのオーナー桑原さん,客が他にいなかったので,食事の間中,ずっと給仕してくれて,色々と話をしたが,なかなか楽しかった。温泉は水でうめたら温泉でなくなるとのことで,入る2時間前に入れて自然に冷ましたのに入るとか,結構結構でした。食事も,奥さんのすべて手作りでおいしかった。